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竹は根っこが繋がっていて、刃物で落書きすると想像以上の被害が出る。竹林での記念残しは絶対ダメ

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こちらは京都の観光名所・嵐山の竹林の写真です。綺麗ですよね。

こんな美しい竹林なのですが、2018年2月頃から、刃物で傷をつけて落書きされる事案が急増しているそうです。

動画では「外国語で」と報道されていますが、英語や中国語や韓国語だけでなく、中には日本語での落書きもあったそうで、なかなか痛ましい深刻な事態になっています。

誰かが「竹だから良いだろう」的な感じで記念に文字を残し、それを見た観光客が「じゃあ俺も」的な感じで連鎖していった感じなのでしょうか。

竹は根っこで繋がっている

ニュースを読み漁っていると、「竹は根っこで繋がっているので他の竹にも影響が出る」という気になる情報があったので、もう少し調べてみました。

www.ctv.co.jp

でんじろう先生が竹について実験しているページが丁度良かったので紹介しますが、竹は土の中で茎を横に伸ばし、そこから何本も地上に竹を伸ばすため、いくつもの竹があるように見えても実は1つの竹だったりするらしいです。

なぜか中部電力の特集記事に丁度良い画像があったので、イメージを見たい方はこちらを見れば一発で雰囲気が分かるでしょう。

竹の傷が他の竹に与える影響

映像を見ると、文字で傷つけられた部分の周辺が少し腐って変色している様子でした。竹は傷から腐ると言われており、意外と管理が大変なんだそうです。

更に性質の悪いことに、時間経過で腐蝕が根を通って他の竹にも伝わっていってしまうため、放置しておくと根で繋がっている竹がすべて腐ってやられてしまうそうです。

何百本の竹が1つに繋がっていることもあり、落書きによって竹林全体にダメージを与えてしまうのです。

気軽に落書きをするような方がそのような知識を持っているとは思えませんし、それほど重大な傷だと分かっていたら、一部のひどい悪意を持っている方以外は、こんな落書きをすることもないでしょう。

竹についた傷は消えない

竹は節が伸びることで縦に長く成長していきますが、太く横に成長することがないため、一度ついた傷は一生消えません。

傷が消えないので、放置していると腐り放題になってしまうので、落書きされた竹は伐採するより他無いそうです。

とはいえ伐採処理をするのも大変でしょうから、応急処置的に、傷をつけられた部分に緑のテープを貼って景観を保っているみたいです。

ただこの緑のテープ、どうみても嵐山の竹林にそぐわない、何とも言えないダサさを醸しています。

注意喚起で落書きの数が減っていくと良いのですが…

記念落書きは器物損壊か?

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「他人の物を損壊し、又は傷害した者は、三年以下の懲役又は三十万円以下の罰金若しくは科料に処する」という条文があります。

損壊というほどまでいかなくとも、傷をつけて価値を下げた場合なども器物損壊にあたります。

植物も物ですし、観光地の景観という大きな価値を傷つけ、竹を腐らせる元凶を作っているわけですから、竹林に傷をつけて落書きをするというのは普通に器物損壊にあたると思われます。

器物損壊は親告罪のため、訴えられなければ何もありませんが、逆に言えば訴えられたら終わりです。起訴されて罪が認められれば前科もつきます。

落書きはモラル的にもダメですが、普通にハイリスクノーリターンすぎる行動なので、どう考えてもやる理由がないです。やるなら大丈夫な時と場所を選びましょう。

蛇足

いつか竹に落書きして記念撮影した写真をツイッターとかインスタとかのSNSにアップして炎上しちゃう人が出てきそう。

落書きはダメだけど、落書きで人生棒に振る人が出てくるのも忍びないので、もっと落書きの罪が周知されると良いですね。